why89’s diary

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本の紹介 獣の奏者

獣の奏者、読んでます!

「リョザ神王国」と呼ばれる異世界の地を舞台とするファンタジー巨編。運命に翻弄される少女・エリンを軸に人と獣の関わりを描く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%A3%E3%81%AE%E5%A5%8F%E8%80%85   wikipedia参照

 
2009年、NHKでテレビアニメ化され放送された作品です。ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今頃になってですが、私はこの本を読み始めました。

母とともに幸せに暮らしていた主人公のエリンですが、ある日、母が世話を任せられていた闘蛇という獣が死に絶えてしまいます。

 

この下の生き物が闘蛇です。

 


優れた医術の腕を買われ闘蛇のなかでも

特に強い牙の世話を任せられていました。

それ故に、母はその責任を問われ、

処刑されることとなってしまいます。

処刑の仕方も酷いものでした。

手足を縛り、足に石の重りをつけ、

野生の闘蛇がいる沼へと落とす残酷なものでした。

何とか母を助けようとしたエリンですが、

まだ幼い子供。どうすることもできません。
それでも何とか沼をかき分け、

母のもとに辿り着き手縄を切ったエリンですが、

闘蛇達がとりまきエリン達を食べようとしています。

まさに絶体絶命です。

ですが、母のある方法でエリンだけは何とか助かります。


はい。最初から結構重いです。この小説。

今、私は最終巻を読んでいるのですが、

エリンの幸せを願わずにはいられません。

何か悪いことをしたとかそういうことはないのですが、

母の素質を受け継いだんでしょうね。

エリン自身も優れた医術を持ち、色々なことに気づき、

国にとって重要な人物になっていきます。

国自体、戦争とかで激動の時代でした。

そんな中、母となったエリンは家族と静かに幸せに

暮らしたいというかつての母と同じ思いをもち戦争と向き合っていく。

 

私の下手な説明だとおかしな感じがありますが、

世の中ままならない。

そういうことなんだと思います。
それでも幸せは確かにあると思うので、

皆さん一緒に頑張りましょう!そういうことなんだと思います。

そういうことにしておいてください。

 

とてもいい本なので興味のある方は読んでみてください。